測定方法変更等による基準値変更のお知らせ(2021年9月1日より)

測定方法変更による項目(JSCC法からIFCC法への移行によるもの)

*アルカリフォスフォターゼ(ALP)
*乳酸脱水素酵素(LDH)

これまで日本独自の高精度な測定法(JSCC法)で行なわれてきましたが、国際的に臨床・学術の両面で広く評価されているIFCC法とは異なるため、その測定値が国外では通用しないケースが増えてきています。世界基準と考えた場合、測定方法の変更を推奨するとの基本方針が日本臨床化学会より発表されました。そのためIFCC法への統一を行います。
特にALPに関しては健康診断等で過去データからの推移が診断に重要です。
現行法から新法への移行によりデータは約0.35倍となります。
データ解釈の混乱を防ぐため添付の資料をご用意いたしました。

【添付資料】ALP IFCC変更のお知らせ

健診報告書にはしばらくの間報告書と一緒に添付させていただきます。

分析機器変更による項目
*アルドステロン
*レニン活性

基準値見直しによる変更
*リパーゼ(LIP)

薬剤感受性試験(実施薬剤)の受託停止
*セフチブテン(CETB)受託停止
*オキシテトラサイクリン(OTC)⇒ 代替薬剤としてテトラサイクリン(TC)をご利用ください。

 

 

 

測定法変更と基準値変更は2021年9月1日からとなります。